透析治療を受けていても旅行はできます。旅行中でも透析日にはきちんと透析を受ける、食事や水分はいつもと同じように注意を払う、無理はしないなど、旅行中でも日常生活の基本を守り、しっかりと自己管理をしましょう。旅行の計画を立てる際は、まず当クリニックの医師に相談し、医師の許可が出たら、体調を整えてしっかり準備をして出かければ、安心して旅を楽しめます。旅行は気分転換にもなり、治療生活への意欲を高めるきっかけにもなるでしょう。
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旅行先の施設での治療費には、公的医療保険や特定疾病療養受療証などが利用できます。また、健康保険証は必ず携帯しましょう。各都道府県独自の医療費助成は、旅行先の施設では受けられないこともあります。その場合は、旅行後に居住地の市区町村で手続きし、助成分を支給してもらいます。その際、旅行先の施設に診療の内容の明細などを記載してもらうことが必要になる場合があるため、旅行前に市区町村の担当窓口に手続きの必要性の有無、必要書類などを確認しておきましょう。最近では、防災対策の一環として、近隣や他県などのさまざまな透析施設で透析を受けておく重要性もいわれています。万一、当クリニックが被災し治療を受けることができなくなっても、ほかの施設で透析を受けたことがあれば、焦らずに避難先などの透析施設を利用できるからです。透析治療は、施設によって細かな手順の差異はあっても、基本的な治療方法は同じです。患者自身の透析条件(シャントの場所、血圧、ドライウエイト、透析時間、血流量など)が明確であれば、どこの施設でもスムーズに透析を受けられます。
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・国内外の大手航空会社では、低塩食や糖尿病対応食などが用意されています。
必要な方は事前に手配しましょう。
・長時間のフライトの場合、むくみ防止のため身体を動かしましょう。
通路側の座席だと身体を動かしやすいです。
・国内外の大手航空会社では、低塩食や糖尿病対応食などが用意されています。
必要な方は事前に手配しましょう。
・長時間のフライトの場合、むくみ防止のため身体を動かしましょう。
通路側の座席だと身体を動かしやすいです。